楠美津香 ひとりシェイクスピア Vol.19 in 大倉山記念館
超訳「コリオレーナス」
大倉山記念館 ホール
2012/12/19(水) 午後7時00分開演





お客様感想から
◎前回のコリオレーナスは、たっぷり、
泣かせてもらいましたが、
今回は十分笑わせてもいただきました。
前半のシシニアス水谷君、好きでした。
◎好戦家のコリオレーナスの次から次の戦い場面、
男のプライドでのみ生きた愚かな姿をみた。
◎美津香さんの大衆演劇、かっこいいです。
背中で語れる人だと思います。
話は少し難しいですが、突っ走っている美津香さんを
見ているのも楽しいです。
コリオレーナスは乱暴だけど、
不器用で大衆に迎合できない悲しい人だと思いました。
◎泉鏡花は神楽坂の芸者・桃太郎とわりない仲になります。
それは桃太郎の本名がすずと云い、鏡花が十歳の時に死に別れた生母の鈴と同じ名だったせいもあるようです。
若く美しい母と生き別れ、あるいは死に別れした男が
母を生涯思慕し続けることを精神分析では摩耶夫人信仰
(まやぶにんしんこう)と云うそうです。
こうしたことは洋の東西を問わないのでしょうか。
 鏡花は桃太郎との交際を師の尾崎紅葉に叱責されます。
このことを反映した作品が「婦系図(おんなけいず)」です。
これと「湯島詣(ゆしまもうで)」を
美津香さんのレパートリーに
加えてくれたら嬉しいです。
ついでに「義血侠血」(瀧の白糸)も。
◎いやいやーすごい!!
パワーを感じすぎて大変でした。
もっともっと早く出会いたかった。
これからたくさん観なければ!
◎「ロミオとジュリエット」がとても好きです。
その公演が増えるとウレシイです。
◎ブラック師匠の会には多く参加していましたが、
友人の紹介もありシェイクスピアの会に参加しました。
楠さんの熱演すばらしいです。
小田島さんの本を読み、準備してきましたが、
その通りで感心しました。
2D→3Dになったようで楽しめました。
シェイクスピアシリーズには是非参加したいと思いました。
◎美津香さんのすばらしいパワーとパフォーマンスで
今年も良い年越しになります。
来年の1月19日の公演も楽しみにしています。
◎やりきっているのが、それだけで感動。
◎素敵な大倉山記念館ホールで贅沢な一時を持てました。
おもしろかったです。
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